技術のわくわく探検記 2014.10.〜2015.1.
北陸(長野)新幹線 E7(W7)系 客室内コンセント(outlet)
北陸新幹線 E7(W7)系には、客室内のすべての座席でコンセント(outlet)が使えるようになっています。
長野新幹線 長野駅 14番線に停車中のE7系 2015年1月10日 撮影 |
高崎駅(上越新幹線と分岐)にある北陸新幹線の起点標(0キロポスト) この起点標は長野新幹線の開通時から設置されていました。 「長野新幹線」という名称が暫定的な通称であることがわかります。 |
北陸新幹線 長野〜金沢 間の開業前に、東京〜長野 間で「E7系」の運用がはじまりました。 中村修二さんらが発明・実用化(ノーベル賞を受賞)した青色発光ダイオードが使われているのも時代を象徴しています。 |
自由席車両
通路側席と中央席用 2つのコンセントが1か所で左右にまとめてあります。 |
窓側席用 「AC100V 60Hz 2A」 「停電または電圧変動することがあります。」 と表示されています。 |
PCを使うときや、スマートフォンの充電が必要なときには便利ですね。 北陸新幹線は、高崎駅から先は、長いトンネルがいくつもあって、外の風景もなかなか見られないので、 オーディオ・ビジュアル機器を使うのには電池を気にしなくてよいのでいいですね。 ちなみに、スマートフォンを1回充電するのに必要な電気代は家庭用電源でも1円くらいです。 電子情報機器のエネルギー消費量は、コストパフォーマンスが非常に優れていますね。 |
AC100V 60Hz 2A | 「コンセント」は、英語では「outlet」(アウトレット) 「コンセント」は和製英語ですね(^^) では、軽井沢駅 南口前にあるショッピングセンターの 「アウトレット」は? ・・・「アウトレットモール」(Outlet mall) ややこしい・・・(^^;) 軽井沢駅南口で、日本語がわからなくて英語が話せる外国人に、 「この近くにコンセント(outlet)は,ありませんか?」 と聞いたら、どうなるか・・・?? |
ここで質問です。
北陸(長野)新幹線の架線は 交流 25kV ですが、周波数が区間によって異なります。東京〜軽井沢 50Hz、軽井沢〜(長野)〜飯山 60Hz、飯山〜(上越)〜糸魚川 50Hz、糸魚川〜(富山)〜金沢 60Hz (周波数の区間は各駅間ではありません。たとえば長野新幹線では軽井沢〜佐久平 間で周波数が変わります。
->JR東日本 新軽井沢き(饋)電区分所 日本で最初の交流50Hzと60Hzの異周波切替セクション)
・北陸(長野)新幹線E7系の客室内では全席に自由に使用できるコンセント(outlet)が付いています。交流100V 60Hzです。なぜでしょう?
・なぜ北陸(長野)新幹線E7系の客室内では全席に自由に使用できるコンセント(outlet)が付いているのに、東北新幹線E5系「はやぶさ」の客室内では窓側席と車端の座席のみにしかコンセント(outlet)がないの・・・
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